マイケル・タバートさんが書いた「馬主の一分」という本を読んでいました。2014年に発売されたものですが、もう一度読もうと思いました。
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ある調教師さんが預けた馬に対して「JRAでは無理ですよ」と早目にいってくれたそうです。信頼している調教師さんだそうです。
未勝利戦が終わるまで、なんとか工夫して、いろいろな条件を使いながら「能力はあるんですけど・・・」みたいな調教師さんが苦手のようです。
掲示板にすら乗らない馬に対して同じことがあったような気がします。一口馬主の場合は違うと思いますが・・・
未勝利のまま二桁着順が続いても、未勝利戦が終わるまでは引退しないです。「JRAでは無理ですよ」なんて言ったら「募集するなよ」と怒られると思います。
馬主デビューしたころは頭数を増やしたくて100万以下の馬をセリで買っていたりしたそうです。40万、50万で買える馬がいるので驚きました。
100万以下の馬だとJRAでは通用しないと思い質を重視するようになったそうです。値段がすべてではないが、ある程度の資金が必要とのことです。
「100万以下の馬」で思ったのですが、一口馬主で600~800万の牡馬は近いものがあるのではと思いました。牝馬なら牧場に返す前提で安くても理解できますが、牡馬の場合は危険な感じがしました。
ハナズゴールは他の馬と合わせて350万で購入したそうです。これを知ると安い馬でも活躍すると思ってしまいます。でも稀なケースなので、1000万以下で良い馬がいたら、1勝して楽しめたらではなく、運良く1勝できたらくらいの気持ちで出資した方が良いのかと思いました。
以前読んだときは気にならなかった事も、時間が経ってから読むと違った感想になるもんだと思いました。馬券関係の本も読みますが、生産者、馬主、調教師など数は少ないですが好きで読んでいます。
他の本も、もう一度読んでみようと思います。違った発見があるかもしれません。