亀谷敬正氏の「血統の教科書」という本を読んでいます。まだ50ページくらいですが思っていた内容ではありませんでした。
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馬券寄りの内容だと思っていましたが「血統の教科書」でした。まだ読み始めですが血統を楽しく勉強できそうです。一口馬主的にも勉強になりそうです。
主流血統と反主流血統の解説でダービーに勝てる血統が主流血統となるとありました。日本だとサンデーサイレンス系となります。
逆にダートの短距離で強いサウスヴィグラスは反主流となるようです。能力の差ではなく日本の主要レースがマイルから中距離だからだそうです。
出資馬がクラシックに出れないのは主流血統の出資が少ないからだと思いました。人気になるので出資できないのもあります。芝の中距離でと思っていてもダート馬だったり、気性的な面もありますが距離が短かったり・・・
配合については足すか補うかと書かれていました。長所を伸ばすか、短所を補うか。ディープインパクトについては大型の米国系繁殖牝馬との配合例が増えて、小柄な欧州系繁殖牝馬は敬遠される傾向にあるとありました。
別の本で父に似ているかが重要と書かれていたので、ディープインパクトが小さくて活躍したので大きくしない方が良いと考えていました。これは短所を補うためだと思いますが、活躍馬が多いですが後継種牡馬は長所を伸ばした配合で成功していないからではないでしょうか。
後継種牡馬についてはキングカメハメハはロードカナロア、ルーラーシップがいるのでリードしているように思えます。
血統は好きでしたが、この本を読むともっと好きになりそうです。もっと競馬が好きになりそうですし、一口馬主で出資馬を選ぶのがもっと楽しくなりそうです。