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キャロットのハーツクライ産駒について

2015年産(2019年4歳世代)の未勝利馬を調べたところ、牡馬にくらべて牝馬が倍近くいる事がわかりました。種牡馬別だとハーツクライ産駒がキャロットとシルクで4頭と多かったです。

 

リーディング上位の種牡馬なので意外でした。キャロットのハーツクライ産駒に限った場合はどうなのか気になったので調べてみました。

 

2019年3歳世代では出資馬のカテドルラル(牡)が2勝(2019年7月終了時)しています。1勝している牝馬が1頭。あとは未勝利で3着2回の牝馬馬、最高5着の牝馬がいました。

 

4歳世代は4勝している牡馬、2勝している牡馬、1勝している牡馬。牝馬で勝っているのが1勝が1頭でした。あとは牝馬で未勝利で2着2回の馬、最高5着、最高9着、未出走が1頭でした。

 

5歳世代にはリスグラシュー(牝)がいます。宝塚記念エリザベス女王杯とG1で2勝の大活躍です。他に3勝している牝馬が1頭います。あとは未勝利で最高4着の牡馬が1頭。牝馬が最高2着の馬が2頭、最高15着が1頭でした。

 

ハーツクライ産駒が3世代で18頭いました。勝ち上がれたのが牡馬が4頭、牝馬が4頭でした。未勝利が牡馬1頭、牝馬9頭でした。

 

牡馬が5頭中4頭が勝ち上がって、牝馬が13頭中4頭が勝ち上がっています。

 

牝馬でもリスグラシューのように大活躍の馬はいますが、確率だけを見た場合ハーツクライ産駒は牡馬が良くて牝馬はリスクが大きいということになります。

 

だからといってハーツクライ牝馬がダメだとは思いません。リーディング上位の種牡馬なので信頼してしまいそうですが、慎重に検討する必要はあると思いました。

 

以前もう1頭出資したいと思いハーツクライ牝馬に出資しましたが5戦して5着が最高で引退してしまいました。リーディング上位のハーツクライ産駒で牝馬だと価格もお手頃なので出資しやすかったのだと思います。

 

2018年の2歳リーディングサイアーランキングを見てみるとディープインパクト勝馬率が48.5%と凄い数字になっています。他で勝馬率が高いのがダイワメジャーの43.4%、ヘニーヒューズが40.6%となっています。

 

ハーツクライは26.9%となっています。ロードカナロアが意外と低く31.1%となっています。スローのキレ勝負かスピードで勝負できる種牡馬が好成績となっていると思います。

 

ハーツクライ産駒の場合は2歳戦のキレ、スピード勝負は分が悪いのだと思われます。全体リーディングでは勝馬率は31.2%と高くなっているので1勝できれば楽しめると考えます。

 

成長力があるので体がついてくれば牝馬でも勝負できるのではと考えます。リスグラシューを見てみるとデビューが430キロくらいと小さかったですが、宝塚記念を勝った時は460キロまで増えています。

 

ゆっくり増えていますが大きく減らしていることがないようです。移動するたびに馬体を減らしてしまう牝馬が多いので、繊細な牝馬は難しいのだと考えます。

 

牝馬で狙うとしたらデビュー戦から勝ち負けできそうな馬。早めに勝って余裕のある感覚でレース選択できれば成長が期待できると考えます。使いつつ成長待ちするタイプではないと考えます。


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